2009年10月アーカイブ

続・クラブソング楽譜PDF版

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三條君よりきれいなPDF版を頂きました。代理アップします。
クラブソング混声4部版
クラブソング混声6部版

PDF版はもう三條君に任せよう。

管理人 石橋

クラブソング楽譜PDF版

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クラブソング楽譜のPDF版です。
クラブソング混声4部版
クラブソング混声6部版

PDFといってもビットマップ埋め込みですが。

管理人 石橋

クラブソング 浄書顛末について

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石橋君から、互一会の開催の度にガリ刷りのあまり麗しくないクラブソングの楽譜は浄書すべきという事で、浄書プロジェクトが始まりました。 このために、石橋君は、Scoreソフトを購入までしたのでした。ありがとうございます。 さて、その過程で、音符の誤り、歌詞が版によって異なると言うことが分かってきました。 そこで、作曲者の清水脩はすでに鬼籍に入っておられるので聞くことは出来ないが、作詞者はきっと我等の先輩であろうと当たりをつけたのです。 作詞者に直接聞いてみればこれほど確かなことはない、と。

そこで、卒業名簿で作詞者名を探したところ1966年前後の卒業生の中には"博美"という名前の方は存在しないことが分かりました。 これは、平成9年度版の卒業名簿です。 石橋君が調べて判明しました。私も手元の9年度版で確認しましたが、確かに"博美"という名前はありません。 一度はがっかりして捜索を断念しようと思ったのですが、ふと思いついて"伊東"という名字に着目して調べてみました。 この名字についても"伊藤"と記してあるガリ刷りと、"伊東"と記してある版とがあるのです。 しかし、もともと"伊藤"で有るならば、こちらの方はより普遍的な名前なので、わざわざ"伊東"に間違えることはないと思います。そこで、"伊東"に絞って検索したところ、何と1967年卒業の方に"伊東博臣" (いとうひろみと読むのだそうですが、その時には、ひろおみだと思いました)という項目を発見しました。 なんと音楽部と書いてあります。 きっとこの方が我等が求める作詞者に違いないと思い、失礼を顧みず直接お電話を差し上げてみたのでした。 一度目はお留守で、2度目の電話に出られたのは奥様でした。 昨今振り込め詐欺や、オレオレ詐欺などと言われているろくでもない電話が流行っている世相で、やはり奥様は突然の楽譜とか、歌詞の誤りとかいうお話に警戒されたようで、最後までお聞きになろうとなさいませんでした。 なので、顛末をファックスにしてお送り致しますとお願いして、ファックスを旦那様にお読み頂くことになりました。 その時には、とりあえず、後で旦那様からお電話を頂けるというお話でした。 ところが、3日たってもお電話がありません。 東京在住の明美ちゃんに相談したところ、"私から電話してみようか" とのことだったのでお願いしました。 そしたら、数時間もしないうちに明美ちゃんから電話が。。

やはり、伊東さんが作詞者だったという、興奮した内容でした。 伊東さんは現在も自分の作詞したクラブソングが歌い継がれていると言うことにいたく感激されたようで、3日間資料探し、それをコピーし郵便で送ってくださっていたのでした。 その後すぐに伊東さん本人からお電話も頂き、現在東京東音会では全くクラブソングは歌われていない、と残念そうでした。 我々以降の卒業生で東京東音会に出ているのはあまりいないのかしら。。と思いました。 が、とにかくこの貴重な歌を歌いつなぎ後輩に伝えていかなくてはいけないという思いを強くしました。 浄書した楽譜は石橋君から伊東先輩に贈呈して頂く予定です。 また、東高音楽部にも正しい楽譜を贈呈して歌いつないでもらいたいものです。

 

それにしても人間の思い込みが種々のケアレスミスを起こすことは周知の事実ですが、"伊東"が

"伊藤"になった始まりは、なんとそのクラブソング初演の定期演奏会プログラムだったことが分かりました。 定期演奏会プログラムにも"伊藤" とありました。 以来、ずーっと我々後輩は、作詞者は"伊藤博美"だと思ってきたわけです。 

 

しかし、今、謎はすべて解けました。 資料を快く公開してくださった伊東先輩には心から感謝申し上げます。 ありがとうございました。

 

三條 2009年10月

クラブソング決定版

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クラブソング作詞者の伊東博臣大先輩より第一級の資料を頂きました。

昭和41年8月26日、山形東高等学校合唱団は、第8回定期演奏会を開きました。この演奏会は「清水脩作品の夕」として当初清水先生を招き指揮をして頂く予定であったものが、清水先生が来られなくなり代わりにこの曲を作曲して頂いたのだそうです。その作詞者が伊東博臣(当時は伊東博美)大先輩でした。このときのプログラムに、殆どオリジナルと思われる詩(伊東先輩自筆)と楽譜が掲載されていました。
ClubSong1.PNGClubSong2.PNG

こちらを決定版としたいと思います。

以下、暫定版(ガリ版)との相違です。
1.5小節目バス ラ ⇒ ド
2.15小節目テナー ドーレーシーシレーシ ⇒ ドーレードードレーシ
3.14小節3拍目バスにはアクセントはなかった

17小節目、楽譜の中の歌詞は「わきいずる」ですが、独断で「わきいづる」に統一しました。
尚暫定版の歌詞、1番2行目の「慈み」は「慈」の誤りでした(入力した当方の誤り)。

以下、MusicScore 3 フォーマットの楽譜ファイルです。
クラブソング混声4部版
クラブソング混声6部版
暫定版は削除致します。

尚混声6部版の方は暫定版のときの当方の独断が含まれるので、決定版とは言えないです。

管理人 石橋

クラブソング楽譜公開

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2009年暫定版のクラブソング楽譜をアップロード致します。

クラブソング混声4部版
クラブソング混声6部版

暫定とは、管理人石橋の独断と偏見で、今回は下記と致します。

歌詞の問題
1.作詞 伊藤博美 ⇒ 伊東博美
2.1番の歌詞 調 ⇒ 調べ
3.1番、2番の歌詞 わきいずる ⇒ わきいづる
4.2番の歌詞 声合わせ歌うひととき ⇒ 声合わせ歌う喜び

混声6部版固有の問題
1.4小節目セカンド ラーラソファミソソー ⇒ シーシラソミソソー
2.6小節4拍目バリトン レ ⇒ ド
3.強弱記号、アクセント 混声4部版に合わせる
  - 14小節3拍目バス アクセント追加
  - 17小節目 ff 追加
  - 23小節3、4拍目全パート アクセント追加

楽譜は MusicScore 3 というソフトで入力しましたが、MusicScoreViewer という無料配布のソフトで閲覧、試聴、印刷することができます。

クラブソング歌詞の正誤

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今度はこれがオリジナルと思われる混声4部の楽譜。オリジナルとは言え、歌は制定1966年7月24日とあり、このガリ版自体は1973年頃に刷られたと思う。
clubsong4a.pngclubsong4b.png

そしたらまたあれあれ?

楽譜の中の歌詞と最後の縦書きの詩と比べて
わきいづる ⇒ わきいずる
ぐらいはいいとして、

2番の歌詞です。
7小節4拍目から「こえーあーわーせー うーたーうーよろーこびー」と記憶していたし楽譜の中にもそのように書いてありますが、最後の縦書きの詩の方を見ると2番の4行目「声合わせ歌うひととき」とあるじゃないですか。これは縦書きの詩の方の書き間違いでしょうか。

「調」と「調べ」も不統一ですね。

何だか古文書の研究のようになってきた。

管理人 石橋

クラブソング混声6部版の正誤

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クラブソングは1966年7月24日制定とあり、本来混声4部で書かれております。これは1974年頃、(たぶん)男声が女声より圧倒的に多かったため瀧口先生が混声6部に書き直されたものです。それから1966年版が変ロ長調であったものがハ長調に調子が上がっています。
clubsong6a.pngclubsong6b.png
変色したわら半紙でとても白黒に起こせるものではありませんでした。

大昔大学の同級生のMacで一度浄書したのですが、誤りの指摘もあり書き直しを思い立ったのでした。楽譜ソフトは意外と値段もこなれ、機能も充実の MusicScore 3 を購入(ダウンロード)しました。今どきの楽譜局はガリ版と格闘ではなくて、こうやってPCやマックでプチプチしているんだろうなあ。

ところで。入力していて、おや?

問題は4小節目です。アルトとセカンドテナーが不協和音になっています。
アルト シーシラソミミミー
セカンド ラーラソファミソソー
因みにアルトは(調子は違うが)1966年版と同じです。これは
アルト シーシラソミミミー
セカンド シーシラソミソソー
とすべきところ、写し間違いなどが生じたのでしょうか。

それからこのガリ版譜では17小節目の ff が抜け落ちています。mp のまま終わるなんてあり得ない、と思って気がつきました。

管理人 石橋